iWork(続き)

yau2005-01-30

Keynoteは前のバージョンよりすこし完成度があがっている感じ。スライドのイメージを見ながらスライドの切り替えができるスイッチャと、手元のパソコンに表示される発表者専用のビューは便利そう。専用ビューにはタイマと次のスライドが表示される。ただ、デュアルディスプレイ環境はプロジェクタとの相性によって写らないことも多く、いつもは安全をとってミラーリングの設定にしているので出番があるかどうかは微妙なところ。その他、マスターテンプレートやトランジションの種類が増えている。とはいえ、実際のプレゼンでは変わったトランジションはまったく使わないのだが。
期待していたflash書き出しはいまいち。swfファイルをQuickTime Playerで再生すると文字が化けたり、表示があやしかったりと挙動不審。Safariで再生すると、いちおう効果や日本語も正しく表示される。ただし、再生されるflashの速度がものすごく遅いのと、トランジションやオブジェクトのビルトインの効果によっては変換されない物が多い。QuickTimeムービーに変換したものは完璧に再現されるので、今後に期待したいところ。ハイパーリンク機能もついたので、flashの簡易オーサリングソフトとして使えれば便利なのだが。
Pagesはまぁこんなものかと言ったところか。WordドキュメントはNeoOffice/Jで読めるので、あまり出番はなさそう。
正直微妙な満足度だな…以前はKeynote単体で今回のiWorkより高い値段だったと思うので、お買い得にはなっているのだろうが。